潮吹きと聞くと女性のイメージですが、男性でもできるって知っていますか?しかも気持ちよさは射精の比ではない、といった噂も…。
今回は男の潮吹きが起こるメカニズムから、気持ちよく吹ける方法まで解説。潮吹きに興味がある人は、最後まで読んでみてくださいね。未知の気持ちよさを体感できるかもしれません。
男の潮吹きってどのような現象?
潮吹きは、一般的に女性がするものと思いがち。しかし潮吹き現象は男性もできることが分かっています。
ここでは男の潮吹きに関するメカニズムや正体について見ていきましょう。
男の潮吹きが起こるメカニズム
男の潮吹きのメカニズムはシンプルです。通常、勃起した男性器に刺激を与え続けると男性は射精をします。
本来であれば、ここでスッキリして終了するところですが、潮吹きをするにはもうひと手間加えましょう。
射精後も男性器を刺激し続けると、潮吹きが起こると言われています。少し前までは、男の潮吹き現象は確認できても、メカニズムや「潮の正体」については謎に包まれていました。
しかし、川崎医科大学泌尿器科講師である原綾英氏らによって行われた検証によって、メカニズムを捉えることに成功しています。
川崎医科大学泌尿器科講師の原綾英氏らは、超音波カラードプラで男性の潮吹きを捉えることに成功。そのメカニズムや噴出液について解析した結果を、第29回日本性機能学会(9月13〜16日)で報告した。
引用元:Medical Tribune|男の「潮吹き」の真実
通常の射精では、性的刺激により脳から指令が出ると、精子は「精管」に押し出された後、「精管膨大部」へ移動。
その後、精巣や前立腺から分泌液と混じって精液となり、尿道を通って体外へと放出されます。射精後、膀胱に通じる尿道は速やかに元の姿へ戻るのです。
しかし原綾英氏らによって行われた研究では、射精後も男性器を刺激し続けたところ、膀胱の出口が開放され続けたといいます。
その後、前立腺尿道に膀胱に溜まった尿が引き込まれる現象が発生。そして射精後、約20秒で前立腺部尿道が収縮する現象が起こり、潮吹きが起こりました。
このように男の潮吹きの存在は確認されており、誰でも起こる可能性があるのです。
射精よりも気持ちいいと言われている
男の潮吹きは「メスイキ」とも呼ばれ、射精後にさらにペニスを刺激すると起こります。射精の先にある快感であり「射精の何倍も気持ちいい」と言われているのです。
なぜ、そこまで言われるのでしょうか?それは女性との潮吹きの違いにあります。男性の潮吹きは、射精後に前立腺がポンプのように動き続け、尿が吸い上げられて放出されるのが一般的。
一方、女性の潮吹きはGスポットの刺激によって尿道口から尿が噴き出します。
男の潮吹きの多くは絶頂後に起こりますが、女性の場合は必ずしもそうとは限りません。絶頂を伴なう分、男の潮吹きは何倍も気持ちいいと考えられているのです。
原綾英氏らも潮吹きの感覚は「我慢した後に排尿した感覚」と「射精した感覚」が合わさったものと結論付けました。
排尿感と射精感を同時に味わう…まさに究極の快感といえそうです。
潮の正体は「おしっこ」
潮を吹くとはいっても「潮ってなに?」と疑問に思う人もいるかもしれません。潮の正体は判明しており、膀胱内に残っている尿なんだとか…。
量も少ないためアンモニア臭はほぼなく、無色透明をしている場合がほとんどです。
かつては「潮は精液とも尿とも異なる物質」といった考えもありましたが、原綾英氏らが成分を調べたところ、尿とほぼ同じだったと判明しました。
論文が発表されたのは2018年であるため、潮の正体が分かったのは意外にも最近なのですね。
女性の潮吹きとの違い
女性の潮吹きと男性の潮吹きは、起こるきっかけこそ異なるものの、成分的にはほぼ同じと考えられています。
女性の場合、膣内のGスポットのあたりを刺激することでスキーン腺が刺激され、潮吹きに繋がるそうです。
ただし詳細な研究は進んでおらず、メカニズムはまだ解明されていません。
また男の潮吹きとの違いは、男性は射精後にしか潮吹きができないものの、女性はいつでも潮を吹ける点。また潮吹き=絶頂とも言い切れない点も、男性との大きな違いといえます。
AVを見ていると潮を吹きながらイキまくる女性の姿がありますが、あくまでもファンタジー。現実には別物と考えておくとよいでしょう。
男の潮吹きのやり方と手順
射精の何倍もの快楽があるとされる男の潮吹き。体験してみたいと思う人も多いのではないでしょうか。
男の潮吹きは練習すればできる可能性が高いです。ここでは具体的な手順について見ていきましょう。
男の潮吹きやり方①:汚れてもいい場所を整える
潮は射精と異なり、人によっては大量に吹く可能性もあります。うっかり周りを汚してしまわないよう、汚れてもいい環境を作りましょう。
具体的には以下の準備をすると安心です。
- ベッドにタオルや防水シートを敷く
- 汚れをふき取りやすいよう床で行う
- お風呂場で行う
汚れて掃除しやすい状態を作りましょう。他にもリラックスできるよう、部屋の照明を少し落としたり、アロマを焚いたりするのもおすすめです。
男の潮吹きやり方⓶:事前にたっぷりの水分補給する
男の潮は膀胱内に溜まっている尿が吐き出されたもの。そのため事前に水分補給を行い、尿が出やすい状態にしておきましょう。
目安として1リットルほどの水を飲みたいところですが、大量の水を一気に飲むのはおすすめできません。慌てず、少しずつ水分を取ってください。オナニー前にトイレに行くのは控えてくださいね。
また冷たい水を大量に飲むと、体温が下がってしまうため注意。体温が下がると、感覚が鈍くなって潮吹きしずらくなります。できれば、常温の水か白湯を飲むのがおすすめです。
男の潮吹きやり方③:オナニーで射精する
男の潮吹きは射精の後に起こります。そのため、まずはいつも通りにオナニーを始めてください。
やり方はなんでもOKです。好きな方法でイってくださいね。
男の潮吹きやり方④:射精後もペニスを刺激し続ける
射精を迎えたら、ここからが本番です。イッた直後に男性器の刺激を続けましょう。
射精後は、いわゆる賢者タイムに入ってしまう人もいますが、ここは我慢してください。
亀頭をメインに刺激する手を休めてはいけません。しばらく続けていると、なんともいえないムズムズとした感覚が体の奥から湧き出てくるはずです。
潮吹きに至るまでの時間は、研究によると20秒ほど。慣れないうちは、もっと時間がかかるかもしれませんが、やりすぎには注意してくださいね。
男の潮吹きやり方⑤:尿意を感じたらそのまま放出する
刺激を続けていると、尿意がこみ上げてきますが、休まずに刺激を続けましょう。
いよいよ限界が来た時、ペニスから潮が噴き出します。これが男の潮吹きと呼ばれる現象です。我慢せずに思いっきり出してしまって問題ありません。
男の潮吹きを成功させるテクニック3選
ここでは、潮吹きできる確率がアップするテクニックについて解説します。
「早く潮吹きを体験してみたい」と思った人は、いつものテクニックにプラスアルファしてみてくださいね。
亀頭を中心に刺激する
射精後に敏感になった男性器を効率よく刺激するために、亀頭を中心に触っていきましょう。おすすめは亀頭マッサージで責めていく方法です。
射精をしたら、以下の手順で亀頭を刺激してみてください。
- 片手で竿をしっかりと固定する
- もう片方の手にローションをつけ、摩擦を減らす
- 手のひらで撫で回すように亀頭を刺激する
潮吹きに至るまでに必要な刺激は、人によって異なります。自分にぴったりな強さを見つけていきましょう。
猫の手で優しくペニス全体を刺激する
射精直後の男性器は敏感になっており、少しの刺激で痛みを感じる人もいます。しかし刺激を続けなければ潮吹きはできません。
射精後にペニスが敏感になりすぎて辛い…と感じたら、猫の手をイメージし、柔らかく男性器全体を握りましょう。
この際、包み込むようにするのがポイント。亀頭から竿まで優しく刺激してみてくださいね。
亀頭とカリ首を同時に攻める
両手を使い、亀頭とカリを同時に責めるのもおすすめです。まずは人差し指と親指で輪っかを作り、カリ部分にひっかけましょう。
そのままゆっくりと回転させ、もう一方の手で竿部分を掴み、逆方向に回します。2箇所同時責めで気持ちよさはMAX。
ペニスを強烈に刺激したい人は試してくださいね。
男性の潮吹きの注意点
気持ちいい潮吹きにするために、いくつか注意したい点を解説します。誤った方法で続けてしまうと、痛みを感じたり遅漏になる危険が…。
気持ちよく潮吹きするためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
強い刺激を長時間続けないこと
潮吹きは一度やると癖になってしまう可能性があります。しかし、いくら気持ちよくてもやりすぎは禁物。摩擦によってケガをする危険があります。
他にも強い刺激に慣れすぎた結果、遅漏になってしまうケースも。弱い刺激でもイけるよう、オナニーの仕方を見直すのもおすすめです。
寸止めはしない
出かけた潮は最後まで出し切りましょう。恥ずかしいからと、途中で止めてしまうのはNGです。膀胱炎や尿道炎の原因となるかもしれません。
男の潮吹きは出し切ってこそ本当の気持ちよさや背徳感が味わえます。
思いっきり楽しむために、人目につかない場所でやってみるのもいいですね。
体質的にできない人もいる
気持ちよくなると噂の潮吹きですが、体質によってはできない人も。
もちろんやり方が間違っていたり、まだ体が開発されていない可能性もありますが、どうやってもできない場合もあるでしょう
個人差があるため、潮吹きできなくても落ち込む必要はありません。
そのような時は無理をしないようにしてください。パートナーやプロの力を借りてもよいでしょう。
男の潮吹きが上手くいかない時は?
いざ挑戦してみると「どうも潮吹きが上手くいかない」と悩んでしまうかもしれません。
もし何度やっても失敗してしまう場合は、ここで紹介する方法を試してくださいね。
感覚を掴むまで根気よく続ける
潮を吹く前の感覚は、射精時とは異なり「漏らしそうな感覚がする」といった意見もあります。そのため感覚を掴むまで根気よく続けてみましょう。
射精後の刺激方法を変えるだけでも、できるようになるかもしれません。自分の体とじっくり向き合い、少しずつ進めていきましょう。
一定期間を空ける
ペニスを刺激しすぎると、慣れてしまう恐れがあります。もしかしたら体が慣れてしまい、潮を吹くまで感覚を持っていけないのかもしれません。
特に射精後の刺激が物足りないと感じ始めたら、一旦潮吹きの練習は終わりにしましょう。期間を空けて再び行えば、上手くいく可能性もあります。
風俗店でプロに頼む
風俗では男の潮吹きのプレイやオプションがあることも。自分でやるのに限界を感じたら、プロの力を借りましょう。この際、潮吹きをするためのコツを聞いてもよいでしょう。
プロの手で潮吹きを経験し、感覚を掴む方法もおすすめです。なお「M性感」と呼ばれるジャンルの風俗店には、潮吹きが上手な痴女が大勢在籍しています。
男の潮吹きは射精よりも気持ちいい!早速チャレンジしてみよう!
射精よりも気持ちいいとされる潮吹き。やり方自体はシンプルですが達成には練習が必要です。
時間はかかるものの、一度感覚を掴めば二度目からは楽にできるはず。ぜひチャレンジしてくださいね。