「自分でフェラができたら気持ちいいのでは?」と、男性なら一度は想像したことがあるでしょう。普通のオナニーがマンネリ化し、新しいオナニー方法として試してみたいと思っていませんか。
セルフフェラとは、自分のペニスを口で舐めたり刺激したりするマスターベーションです。しかし、体を前屈させるため、脊椎や脊髄の損傷といった危険を伴います。
そこで、こちらの記事ではセルフフェラ(オートフェラ)のプレイ内容や正しいやり方、危険性についてまとめました。
「セルフフェラはどうやってやるの?」「オートフェラは本当に気持ちよいの?」と興味を持っている男性は、ぜひ参考にしてみてください。
セルフフェラ(オートフェラ)とは?
セルフフェラ(オートフェラ)とは、自分で自分のペニスをフェラするオナニーのことです。セルフフェラは、オートフェラや一人尺八と呼ばれることもあります。
自分で自分のペニスを舐めるため、気持ちいい箇所をピンポイントで刺激できるオナニー方法です。
ただし、セルフフェラは難易度が高く、実際に成功した人はほとんどおらず都市伝説のように扱われていました。
最近ではSNSの普及により、セルフフェラが実現可能なオナニー方法だと知れ渡るように!しかし、自分のペニスを咥えるには体を曲げる必要があるため、実践するには相当な訓練が必要です。
セルフフェラができる男性の特徴
セルフフェラは誰でも簡単にできる自慰行為ではありません。セルフフェラができる男性には次の2つの特徴があります。
- 体が柔らかい
- ペニスが長い
体の柔軟性やペニスの長さは、セルフフェラに欠かせません。上記の特徴を持つ男性が、なぜセルフフェラに向いているのか詳しくチェックしてみましょう!
体が柔らかい
セルフフェラは、自分のペニスを自分の口で咥えないといけません。前屈した状態でペニスまで口が届かなくてはならないため、体の柔らかさは必須です。
前屈をしてペニスに口が届くようであれば、セルフフェラに挑戦してみましょう!
残念ながら体が硬くて口がペニスまで届かない男性には不向きです。前屈の姿勢で顔を足につけられる成人男性はそこまで多くはありません。
体が硬くても、どうしてもセルフフェラがしたい人は、柔軟体操やストレッチなどをして体を柔らかくする訓練をおこないましょう。
ペニスが長い
体が柔らかくても、ペニスのサイズが小さいと口まで届かない場合があります。反対に、体がそれほど柔らかくなくても、ペニスが長ければ咥えることが可能です!
ペニスが長ければ長いほどセルフェラがしやすくなりますが、日本人の平均的なペニスのサイズは13.5センチと言われています。20センチを超えるような長いペニスを持つ人は、ほとんどいません。
完全に勃起した状態で、ペニスがへそ付近まで届くようなサイズであれば、セルフフェラが成功しやすいです。勃起した状態で、自分のペニスがどのくらいのサイズになるのかチェックしてみてください。
セルフフェラのやり方
実際にセルフェラに挑戦するのであれば、正しいやり方を覚えておいてください。
「ただ自分で自分のペニスを咥えるだけ!」と思っていては大間違い。姿勢によってセルフフェラの難易度が大きく異なります。
- 体育座りをして咥える
- 立ってから前屈をして咥える
- レッグアップリフト法で咥える
セルフフェラのやり方は大きくわけると上記の3種類です。座った状態や立った状態など、自分のやりやすい方法で実践してみましょう。
体育座りをして咥える
体育座りは、いわゆる「座位」の姿勢です。膝を抱え込んだ体育座りの状態で、お腹を見るようにうつむいてセルフェラをします。
体育座りの状態だと、ペニスを奥まで咥えて刺激できるのがメリット!喉の奥まで使うディープスロートができます。
ただし、座位はお腹を見るように首を大きく曲げるため、首筋への負担が大きくなる点に注意しないといけません。座位でセルフフェラを試す場合は、首筋をよくほぐしてからおこないましょう。
勢いに任せて無理やり咥えようとすると、首や背中、腰に大きな負荷がかかります。首や腰を痛める危険性が高いため、ペニスまで届かないときは柔軟性を鍛えてからチャレンジしてみてください。
立ってから前屈をして咥える
立った状態で両手の手のひらが地面にペタリとつくぐらいの柔軟性があれば、立位でのセルフフェラが可能です。
ある程度の柔軟性があればやりやすいですが、どうしても頭が下向きになってバランスを崩しやすくなります。慣れるまでは、お尻を壁につけて体を安定させた状態で立位によるセルフフェラを試してみましょう。
レッグアップリフト法で咥える
レッグアップリフト法は、仰向けに寝転んだ状態で足のつま先を頭の方にまで持ってくる姿勢でセルフフェラをおこないます。この状態は、いわゆる「ちんぐり返し」の体勢です。
レッグアップリフト法のメリットは、体を曲げるときに自分の体の重さを利用できるため、ほかの姿勢ではできなかった人でも成功しやすい点です。
レッグアップリフトの姿勢をとるだけではペニスを咥えられない場合は、壁へ頭をつけるように寝転んでください。足を上げたときに足先を壁につけて徐々に頭の方へ持っていくと、ペニスを顔に近づけやすくなります。
自分でお尻を持ち上げると、さらにペニスを咥えやすくなるでしょう。「もう少しで咥えられそう!」というときに、ぜひ試してみてください。
自分でフェラができたときに刺激するコツ
セルフフェラの姿勢ができたら、ペニスを刺激するコツを押さえておくと、さらに気持ちいいオナニーが楽しめます。
- 尿道や亀頭を舌先でチロチロと舐める
- 咥えて竿までストロークする
- 口に含んだ状態をキープして舌を動かす
自分が気持ちいいと思うポイントを重点的に責められるのがセルフフェラの魅力!それぞれのポイントを詳しくチェックしていきましょう。
尿道や亀頭を舌先でチロチロと舐める
セフルフェラに挑戦してみて、「ギリギリ届いた」という方は少なくありません。そのような男性には、尿道や亀頭を舌先でチロチロ舐める方法がおすすめです。
亀頭に舌が当たるだけでも、くすぐったい刺激を得られます。自分で気持ちいいと思うポイントを舐めてみてください。
刺激が足りないときには、手コキをプラスしてみましょう。手コキしながら舌先で尿道や亀頭をチロチロと舐めると、普通のオナニーでは感じられない刺激を楽しめます。
咥えて竿までストロークする
ペニスを竿まで咥えられた場合は、女性がフェラをするように竿までのストロークに挑戦してみましょう!
ストロークのスピードや強弱は、お好みで調整してみてください。女性にフェラされていることを想像しながら、セルフフェラをすると興奮度がアップ!
わざと唾液を多く出して、じゅぼじゅぼと音を立てながらフェラをすると、エロさが増しておすすめです。
口に含んだ状態をキープして舌を動かす
セルフフェラは、前屈の状態をキープするだけでも体への負担が大きくなる姿勢です。ぎりぎりペニスに届いた人にとって、竿までストロークする動きは難しいでしょう。
そこで、ペニスを口に含んだ状態をキープし、そのまま舌を動かして刺激する方法がおすすめです。亀頭全体やカリ首など、自分が気持ちいいと感じるポイントを探してみましょう。
舌を動かすときに「らりるれろ」と発音するように刺激すると、いろいろな感触を味わえます!
セルフフェラの危険性
セルフフェラは刺激的で快感を得られますが、積極的に推奨できるオーラルセックスではありません。セルフフェラの危険性は次の3つです。
- 性感染症にかかるリスクがある
- 勃起機能が低下してEDになる可能性がある
- 首や腰を曲げて脊椎や脊髄を損傷するリスクがある
- 刺激に慣れるとほかの刺激でイキにくくなる
セルフフェラは危険な面を持つオナニー方法だということを忘れてはいけません。具体的にどのようなリスクがあるのか見ていきましょう。
性感染症にかかるリスクがある
セルフフェラに限らず、オーラルセックスには性感染症のリスクがあります。代表的な性感染症は次の4種類です。(※1)
- 淋菌感染症(いわゆる淋病)
- クラミジア感染症
- 単純ヘルペス感染症
- 梅毒
淋病やクラミジアは無症状なことが多く、感染に気づきにくい病気です。単純ヘルペスは水ぶくれやただれが発生します。梅毒は無症状の場合も多くありますが、ただれや潰瘍ができることも。
性感染症に感染すると内服薬を服用して治療をおこないます。無症状で気がつかないと知らぬ間にほかの人に移してしまう可能性があり注意が必要です。
また、精液が目に入ると目から性感染症に感染するケースも少なくありません。そのため、セルフフェラをするときはコンドームを使うと安心です。
参考※1:オーラルセックスによる性感染症に関するQ&A|厚生労働省
勃起機能が低下してEDになる可能性がある
セルフフェラによって勃起機能が低下し、EDになる可能性があります。EDとは、「勃起の機能不全」を表す英語「Erectile Dysfunction」の略です。日本語では「勃起不全」「勃起障害」などと呼ばれます。
そもそも、勃起するには陰茎海綿体に十分な血液が流れないといけません。無理にセルフフェラをおこなっていると、血管や神経を傷つけてしまうリスクが。
勃起は、脳から陰茎への神経の伝達や体から陰茎へ送られる血液の流れなどが連動して起こる現象です。陰茎や勃起に関わる血管や神経にダメージが蓄積されてしまうと徐々に勃起機能が低下していき、最終的にEDを発症してしまうのです。
引用元:新橋ファーストクリニック【公式】 (first-clinic.jp)|セルフフェラ(一人尺八)が危険な理由を解説【医師監修】
もちろん、1回のセルフフェラによる衝撃でEDを発症するわけではありません。しかし、ダメージが蓄積されて徐々に勃起機能に支障が出て、最終的にEDを発症するケースはありますよ。
首や腰を曲げて脊椎や脊髄を損傷するリスクがある
無理な体勢でセルフフェラをしていると、首や腰を痛めるリスクがあります。痛みや違和感があるにも関わらず続けていると、脊椎や脊髄を損傷する可能性も!
脊椎とは、背骨を構成する骨のことです。一方で、脊髄とは脊椎を通る神経を指します。脊髄損傷は神経の損傷を意味し、脊椎損傷は背骨の損傷(骨折や剥離など)を意味するという大きな違いがあるのです。
引用元: メディカルドック (medicaldoc.jp)|「脊髄損傷・脊椎損傷」の症状・原因はご存知ですか?医師が監修!
つまり、脊椎損傷は背骨の骨折や帆円尾剥離、軟骨の変形や損傷のことで、脊髄損傷は脊髄の一部または完全な断裂がある状態を指します。
脊椎は基本的には骨なので、軽度なものであれば自然治癒が可能です。しかし、脊髄は神経組織のため、一度断裂してしまうと再生ができません。
セルフフェラをするとき、届かないからといって無理して首や腰を曲げるのは危険です!ペニスまで届かない場合は無理をせずに中断しましょう。
刺激に慣れるとほかの刺激でイキにくくなる
セルフフェラをマスターして自分で射精できるほどになると、ほかの刺激でイキにくくなってしまいます。
一般的なオナニー方法や性行為で、満足できなくなることも少なくありません。セルフフェラに慣れて、自分の口を使った刺激の気持ちよさを味わうと、女性からのフェラで物足りなくなることも。
セルフフェラによる独特な刺激でしか性的快感を得られなくなる恐れもあるため、ハマりすぎないように注意しましょう。
まとめ
都市伝説のように言われているセルフフェラ(オートフェラ)は、条件が揃えば実践できる可能性があります。体の柔軟性やペニスの長さに加えて、体位を工夫してみるのがポイントです。
しかし、無理な体勢でセルフフェラをすると、首や腰を痛めてしまう恐れがあります。最悪の場合、脊髄損傷やEDなど、深刻な症状に陥ることも。口がペニスまで届かない場合は、無理をせずに中断しましょう。
自分の好きなように刺激できるセルフフェラは、普通のオナニー方法と比べて気持ちよさが格別です!究極のオナニーと言ってもよいほどの快感を得られます。
いつものオナニーにマンネリを感じている男性は、セルフフェラに挑戦してみてはいかがでしょうか。セルフフェラの危険性やリスクを理解し、無理をせずに楽しんでください。