ゲイとは、男性の同性愛者のことです。女性の同性愛者の場合はレズといいます。ゲイの場合は自分の性別を男性と認識しており、恋愛感情や性的対象は男性です。
男同士だからこそ相手の気持ちいいポイントがわかります。男同士のセックスは男女のセックスよりも気持ちいいというウワサもあるほど!
しかし、男同士のセックスは男女のセックスとは異なる点が多く、さまざまな準備をしないといけません。また、正しい方法を覚えておかないと、病気や性感染症のリスクがあり注意が必要です。
こちらの記事では、ゲイとのセックスは気持ちいいのか、男同士でセックスをするときのやり方やおすすめの体位について解説していきます。
ゲイとセックスするポジションは3種類
ゲイとセックスするときには、主に3種類のポジションがあります。これは男女のセックスと大きく異なるポイントです。
- タチ(挿入する側)
- ウケ(挿入される側)
- リバ(どちらも対応可能)
ゲイにとってポジションはかなり重要ポイント。相手との相性にも関係します。
お気に入りの相手がいても、同じポジション同士ではセックスのバランスが保てません。それぞれのポジションが何を指しているのかチェックしておきましょう!
タチ(挿入する側)
タチとは、ペニスを挿入する側です。男女のセックスにおいても男性は挿入する側なため、タチはゲイセックスでも同じポジションになります。
タチの言葉の由来は所説ありますが、歌舞伎の男役を演じる「立役」や、ペニスの隠喩の「太刀」からきている説が濃厚ですね。
ウケ(挿入される側)
ウケとは、ペニスを挿入される側の人を指します。男女のセックスにおける女性のポジションです。日本人のゲイは、タチよりもウケが多いと言われています。
ウケは「受け」と表記されたり、「ネコ」と言われたりしますが、すべて同じ意味合いです。
男同士のセックスでは、アナルにペニスを挿入する形になります。つまり、ウケの男性はアナルの開発が必要です。
リバ(どちらも対応可能)
タチ・ウケのどちらも対応できる人をリバといいます。「逆にできる」の意味のリバーシブルが語源で、相手に合わせてどちらのポジションにも対応可能です。
リバは、責めと受けの両方の身体的な快感を得られるのがメリット!リバの人は「オール」と呼ばれることも多く、万能なイメージを持たれやすいですね。
男同士セックスする正しいやり方
男同士のセックスは、男女のセックスよりも準備が必要です。正しいやり方でおこなわないと、病気や性感染症のリスクが高くなります。
- 浣腸して腸内をきれいに洗う
- 前戯で刺激しあって興奮を高める
- アナルを指でほぐして挿入の準備をする
- ローションを使って挿入する
浣腸で腸内をきれいにしたりアナルを指でほぐしたりと、挿入までの準備が欠かせません。安全にプレイを楽しむために、男同士のセックスの正しいやり方をマスターしておきましょう!
浣腸して腸内をきれいに洗う
男同士のセックスをする前に、まずはシャワーを浴びて体全体をきれいに洗いましょう!とくにゲイセックスのメインはアナルセックスになるため、アナル周辺は念入りに洗ってください。
シャワーで体をきれいにしたら、浣腸を使って腸内の便を出し切ります。最後までしっかり排便できるように心がけましょう。
便を出し切っておかないと、ペニスやディルドを挿入したときに、便がついてしまう可能性があります。衛生的にセックスを楽しむために、便を出し切ってください!
前戯で刺激しあって興奮を高める
体を洗って腸内を洗浄したら、前戯で刺激し合って興奮を高めましょう!
男女のセックスと同じようにキスをしたり、フェラをしたりして楽しむのもよいです。しかし、せっかくなので男同士でしかできない前戯がおすすめ!
お互いのペニスを手コキしあう「相互手コキ」、お互いをフェラしあう「相互フェラ」は男女の前戯のようです。ペニス同士を擦りあわせる「兜合わせ」、精液をかけ合う行為は男性同士でしかできません。
ペニスについて熟知している男性同士の手コキやフェラは、女性にしてもらうよりも気持ちいいという説もありますよ。
アナルを指でほぐして挿入の準備をする
興奮度がアップしてきたら、挿入の準備をしましょう。アナルセックスはすぐに挿入できません。
まずはアナルを指で入念にほぐしていきましょう。指を挿入してほぐれてきたら、エネマグラやディルドなどのアダルトグッズを使ってアナルの開発をします。
アナルは性器ではないため、快感を得るには開発が不可欠です。慣れるまでは、無理に広げようとせずにゆっくりと拡張していきましょう。
ローションを使って挿入する
アナルがある程度広がったら、ゆっくりとペニスを挿入します。挿入時の摩擦や痛みを軽減するには、ローションの使用がおすすめです。
初めてのアナルセックスでは、痛みを感じることも。強引に挿入せずに相手の様子を伺いながらゆっくりと挿入しましょう。
挿入できたらすぐに激しく動くのはNG!アナルがなじむまで、スローペースでピストン運動をおこないます。相手の反応を伺って慣れてきたようであれば、徐々に激しく動いてみましょう。
男同士セックスでおすすめの性行為を紹介
男同士のセックスにおいて、おすすめの性行為は次の5つです。
- 手コキ
- シックスナイン(69)
- 兜合わせ
- オナニーを見せあう
- 精液をかけあう
男同士の手コキやシックスナインは、女性とのセックスとは違った刺激を味わえます。それぞれの性行為のやり方やポイントについて解説しますので、チェックしてください。
手コキ
お互いが正面を向いて見つめあい、逆手で手コキしてみましょう!横に並び、順手で手コキをするのもおすすめです。
オナニーや女性とのセックスで体験する手コキとは違い、ペニスを熟知している男性同士の手コキは別の刺激があります。
気持ちいいポイントがわかり合える男性同士の手コキは気持ちよさが格別です!お互いのペニスをしごく相互手コキで、興奮度をアップさせましょう。
シックスナイン(69)
シックスナイン(69)は、1人が仰向けに寝てその上にもう1人が四つん這いになって覆いかぶさり、お互いのペニスを咥える体位です。
目の前にペニスがある状態にして、そのままフェラをしましょう。男性同士だからこそわかる、気持ちいいポイントを責めあいます。
上下のシックスナインで体勢がつらくなったら、お互いが横向きに寝ておこなう「横シックスナイン」への移行がおすすめ。楽な体勢にすれば、長くプレイを楽しめます!
兜合わせ
兜合わせは、男性同士のセックスでしかできない性行為です。兜合わせとは、お互いのペニスを擦り合わせるプレイのこと。
アナルに挿入するときのような準備が不要なため、男性同士のセックスに慣れていない人でも簡単に挑戦できます。
亀頭同士が触れあうプニっとした感触や、カリ同士が引っかかったときの刺激は、何とも言えない快感です!
半勃ちの状態よりも、ガチガチに固く勃起した状態のほうが気持ちよさがアップします。手コキやフェラなどの前戯をして、ガチガチに勃起させてから兜合わせを試してみてください。
オナニーを見せあう
オナニーの見せあいは、男性同士のセックスが初めての人や自分のペニスを触られるのに抵抗がある男性におすすめです。
やり方はシンプルで、オナニーをしているところをお互いに見せるだけ!念入りな準備は不要で、すぐに実践できます。
見られていることで、羞恥心が刺激され興奮度がアップ!1人でオナニーしているよりもイキやすくなりますよ。
精液をかけあう
精液をかけあう行為は、男性同士のセックスだからこそできるプレイです。当たり前ですが、女性とのセックスでは精液をかけてもらうことはできません。
自分とパートナーの精液が混ざりあうのは、特別感があって興奮する状況です。パートナーの体に精液をかけることで得られる刺激もあります。
きれいなものを汚したという征服感を満たしたり、自分のものだという主張を表すマーキングをしたりする刺激です。
ゲイとのアナルセックスで気持ちいい体位を紹介
アナルセックスは、ゲイとのセックスのオーソドックスなプレイです。アナルセックスで気持ちいい体位を覚えておくと、男性同士のセックスがより充実します。
- 正常位
- 騎乗位
- 対面座位
- 背面座位
- 後背位(バック)
それぞれの体位のやり方や、さらに気持ちよくなるポイントをご紹介します。男性同士のセックスをするときの参考にしてみてください!
正常位
セックスの王道体位である正常位は、男性同士のセックスでも気持ちいいものです。
ウケが仰向けに寝て、タチが足の間に入ってアナルにペニスを挿入します。アナルが慣れるまではゆっくりピストン運動をし、慣れてきたら徐々に激しくしてみましょう。
正常位の状態で、タチがウケのペニスを握って刺激するのもおすすめ!アナルに挿入しながら、ペニスも刺激すれば興奮すること間違いなしです。
正常位のアナルセックスは、「相手の顔を見ながらプレイできる」「ウケのペニスをいじりやすい」などのメリットがあります。
騎乗位
騎乗位は、タチが仰向けに寝て、ウケが上にまたがって挿入する体位です。
男女がセックスする場合、女性が上になってまっすぐ乗るか、男性に覆いかぶさります。しかし、男性同士のセックスの場合、アナルに挿入させるためウケがやや反り返るような体勢に。
慣れるまでタチが支えてあげたり、後ろ手をついたりして倒れないようにしましょう。
ウケはオナニーをしながら動いたり、タチがペニスを握って刺激したりします。騎乗位はお互いの顔を見ながら、タチを見下ろしたプレイができるため、支配欲が満たされる体位です。
対面座位
対面座位ではタチが座り、その上にウケが乗ってペニスを挿入します。お互い座った状態で挿入しますが、騎乗位同様にアナルの位置の関係で、ウケは少し反り返らないといけません。
挿入時はバランスが取りにくいかもしれませんが、慣れてくれば相手と顔を近づけたり、抱き合ったりして興奮が高まります。
タチが下から突きあげるようなピストンをしたり、グラインドをしたりして快感を得ましょう!タチの男性がウケのペニスをしごいて刺激を与えると、より一層快感が増します。
背面座位
アナルセックスの場合、背面座位は対面座位や騎乗位よりもやりやすい体位です。背面座位ではタチが座り、ウケが背中を向けた状態でまたがって挿入します。
タチが責めながらウケのペニスをしごいたり、乳首を刺激したりするのが一般的なプレイです。
2人とも同じ向きに座り、後ろから挿入するスタイルで後ろから抱きしめてもらえるのがたまらないという人も!タチがウケのペニスを触りやすく、体を密着させて楽しめます。
後背位(バック)
アナルセックスの基本となるのが後背位です。いわゆるバックの体勢は、ウケが四つん這いになり、タチがウケのアナルにペニスを挿入します。
アナルとペニスが平行になり、初心者でも挿入しやすい体位です。挿入後も動きやすく、無理なくピストン運動ができます。
慣れてくれば、バックで突きながら手コキでウケに刺激をプラスすることも可能!立ちバックや寝バックも、同じ要領でやりやすい体位です。
まとめ
男性同士のセックスはアナルセックスがベースとなるため、腸洗浄やアナル開発などの準備が欠かせません。間違えた方法でおこなうと危険を伴います!慎重に準備をしましょう。
ゲイとのセックスは男女のセックスと違い、お互いのペニスの扱いに慣れています。挿入だけではなく、手コキやフェラの気持ちよさは格別です!
タチがペニスを挿入しながら、ウケへの手コキをプラスして刺激を強めるプレイもできます。慣れるまでは難しいポイントが多いのですが、少しずつステップアップしてゲイセックスの快感を体験してみましょう。